プロローグ

1年前、アスディバインの地を不自然な閃光が埋め尽くしました。
それ以来、闇の力が徐々に強まっています。
何かの異変に違いありませんが、人々はまだ気づいていません。

ひるがえって現在。
王都グーテンベルクへの出立を明日に控えた少年と少女に、
驚くべき出会いが待っていました。

「ワシは光の精霊神じゃ!世界は危機に瀕しておる!
お主ら、力を貸せい!」

突然そんなふんなことを(とてもえらそうに)喋りだしたのは、
一匹の・・・・・・子猫?
その言い分を全く信じない少年・ソルと少女・ステラでしたが、
言うまでもなく、この出会いが、彼らの運命を変えてしまうのでした。