感謝！！　前回の反響へのレスポンス！

まい 「さーて、ようやく本筋！　ここの担当はまいだよ！」

まい 「せっかく色々反響をもらったんだし、前回のWEBスペシャルコンテンツに関することを話題にしつつ、しっかり尺稼いでいこー！」

大介 「またお前はそーゆーセリフを……。脱線はほどほどにな」

まい 「……ちぇー、わかったよ」

チョコレート争奪戦に関して

まい 「はいはい、前回はバレンタイン公開ってことで、チョコレート渡しっこをしたんだったね」

大介 「そうだな。誰が誰から貰ったかとかで、案外盛り上がったんだ」

まい 「去れ、ハーレムマスター」

大介 「は？」

まい 「口答えは認めなーい！　都合上大介が相方だとやりにくいんだ！　ほら行った行った！」

つばさ 「……で、何で僕が呼ばれたのかな？」

まい 「そらもう、一番影響が少ないからね！」

つばさ 「ちくしょおおおぉぉぉ！！」

まい 「にゃははは。さて、ここではぶっちゃけチョコの贈り手と貰い手を全部バラしまーす。自分からバラすのが恥ずかしいって連中ばっかなので、僭越ながら少人数で進めるね」

つばさ 「……こほん。えー、まずはお礼ね。Twitterやメールで予想を送ってくれたファンの皆さん、ありがとうございました」

まい 「みんな鋭い予想ばかりで驚いたよ。ぜひ今回の答え合わせを楽しんでね！」

つばさ 「ただ、個別の答え合わせメッセージは送らないので、ご容赦を」

まい 「じゃー早速、答え合わせといこっか！　まずは一番分かりやすいところから！」

まい 「というわけで、女性陣全員ってわけだねえ」

つばさ 「言ったろ。僕は基本的にフェミニストなんだ。バレンタインにチョコを贈らないなんて失礼な真似するか」

まい 「フェミニストねえ」

つばさ 「何だよ」

まい 「いやあ、『鈍色』本編のクリアプレイヤー向けコンテンツだし、もうちょっと言いたいこと言ってもいいのかなあ、とか」

つばさ 「やめとけよ」

まい 「ぷー」

つばさ 「僕の人格は単純じゃないからね。バタフライゲームの外の僕も立派な僕。虚構ってわけじゃない。尊重してもらいたいところだね」

まい 「ぷー」

つばさ 「言ったら本編の君もグッダグダじゃないか！　ああ！？　言及すっぞコラ！」

まい 「やめときなボーイ」

つばさ 「ぷー」

まい 「ぷー」

つばさ 「チョコに話を戻そう」

まい 「うむ。ま、ここはサービス問題かな。ここから表を埋め始めた人も多いんじゃないかと」

つばさ 「ヒントも出したしね。なんて優しいんだ僕は。さて……次に分かりやすい奴だけど」

まい 「あ、それ保留」

つばさ 「なぜだい」

まい 「いや、予想以上に引っかかった人が多かったっていうか、たぶん正答ゼロだから、それ」

つばさ 「うっは、マジかい」

まい 「そんなわけで、次に分かりやすいのはアイツだね！」

まい 「まあ、これも分かったっしょ。ゆーじー本人はキレて何も言わなかったけどさ」

つばさ 「全く、筋肉バカらしいイノシシチョイスだね。余裕がないっていうか」

まい 「これでまいがヒント出した『１個だけチョコを贈った人』のうち、ゆーじーとまいの２人が確定！　じゃ、最後の１人いこっか！」

まい 「ピュアだねー。ピュアピュアだねーレイぽん」

つばさ 「チッ」

まい 「すさまじく敵意がこもった舌打ちいただきましたー！　ま、ここはしょーがないでしょ」

つばさ 「まあそうだね。彼女は何をどうしようが揺るがないだろうな」

まい 「全く大介ってば罪な男だねえ。じゃ、次はともえでも……」

つばさ 「いや待ちなよ。順番的にはどう考えても君だろ」

まい 「えっ？」

つばさ 「マジでピンとこない顔するな。１個だけチョコを贈った最後の人物、答え合わせはここでしょうが」

まい 「え？　あっ、うん、つばさじゃないです」

つばさ 「誰だって知ってるわ！」

まい 「えーいいじゃん誰でもさー。じゃ、そういうことでともえのを……」

つばさ 「あーもういい僕が発表する」

まい 「ぎゃあああああ！　やめろ！　やめるんだ！！」

つばさ 「ピュアだねー。水無瀬」

まい 「ああああもう！　別に他意はないから！　どうせいっぱい貰えてるであろう奴に贈ることでカモフラ狙っただけだから！」

まい 「つうか本編見てたら分かるでしょーが！　まいはそういうキャラじゃないっての！　ただひたすら場を乱すことこそ、まいの使命っていうか生きがいっていうか！」

つばさ 「本編２周目見た人はまた別の感想抱くんじゃない？」

まい 「むぐずぉう……！！　あんのプライバシー侵害システムめ……！！」

つばさ 「何て奇声だよ。ま、水無瀬いぢりはこのへんにしとこう。次からは若干難易度高くなるかな」

まい 「……あ」

つばさ 「どうしたの」

まい 「ちょ、ちょっとだけ待って」

つばさ 「は？」

つばさ 「……ごほん。ごほん。えー。じゃあつづきをやろう」

まい 「つばさ、自然に！」

つばさ 「ははははは！　何の支障もないね全く！　ちょっと難易度高いところ……の前に簡単なとこを片づけちゃおうか！」

つばさ 「まーったく分かりやすいバカだよね大介は！　バカ！　すごいバカ！　死ねばいいのに！」

まい 「いやーホントにそうですなあ！　男女構わず全員に送るなんて！　ゲームマスターに蹴られて死ねばいいのに！」

つばさ 「さあ次々！　それにしても地割れに飲み込まれればいいのに」

まい 「あは、あははは！！　うぅ……」

つばさ 「次はちょっと難しいかもね」

まい 「ルナたんについては、巴の他に『作中での感謝の気持ち』で２人、と確定してる。作中での関係を考えると、大介もまあ自然だよねえ」

つばさ 「祐二が分からなかった人は、最序盤のシーンを読み返すといい。あとは、『ファンシーなチョコ』の贈り手に気付いた神崎さんの反応を見れば分かるはずさ」

まい 「ルナたんによれば、あのチョコはともえのクマさんチョコと同じ店で買ったそうな」

つばさ 「さもありなん。ま、この辺は憶測で解くしかないから、外しても気にしないことだね」

つばさ 「彼女については消去法でも解けるかな。ルナに贈ったことは確定、しかも1個だけ贈ったわけじゃないって分かってるし。かといって、大介以外に贈りそうな奴もいないでしょ」

まい 「ともえ、序盤で大介に何かしら打ち明けたがってたよね。まあ、ともえの背景をふまえて考えると、そこそこ特別な相手じゃなきゃ打ち明けないよねー」

つばさ 「……何だかなあ。何であいつなんだろ。僕も日々頑張ってるってのに」

まい 「修行が足りん！　尽く〜すぅ〜だけじゃあ〜、女子は〜なびかぬ〜、ってね」

つばさ 「権利問題が怖いからって、どうしようもないオリジナル演歌編み出すなよ……」

まい 「そーそーそーそー！　りりこんね！　これも本編からの推理がカギだよね！」

つばさ 「そーそーそーそー！　本命じゃないってのもポイント！　この2人にどう迷惑をかけたのかってのは、ガチでネタばれだから言わないけどね！」

まい 「でも非常に自然な答えだよね！　とーぜんのきけつってやつだね！！」

つばさ 「それにしてもあいつ死ねばいいのにね！　あーほんと図上に落雷してほしいわ！」

まい 「にゃははははは！！　うぅ……」

つばさ 「で、なんだかんだで８人ぶん公開したわけだけど」

まい 「うん、次は多分、メールくれた１人くらいしかあってる人がいなかったんじゃなかったかにゃあ」

つばさ 「んーまあ確かに、コレ非常に分かりにくいよね」

つばさ 「てか、僕らの中でも、説明があるまで、贈り手と受け手しか正しい意味を理解できなかったし」

まい 「まあ、大介祐二の2名は分かるっしょ」

つばさ 「幼馴染2名に、ってか。ま、確かに『大事な人』だね。優柔不断に見えなくもないけど」

まい 「そこんとこは踏み込まないどくよー」

つばさ 「男も贈ってるようなイベントだし、マジになるのもクールじゃない、とも言ってたね彼女は。これは僕もわりと同意」

まい 「まい的にはカッコつけんなー！　と思うけどね！」

つばさ 「で、鷹瀬さんに贈ったやつってのが、例の真っ白な包装のチョコだそうで」

まい 「中もホワイトチョコだったって？」

つばさ 「うん。彼女が言うには、昔の西洋における決闘の流儀に合わせたんだってさ」

まい 「白い手袋を投げつけるってやつだよね。うーん。よく分かったなレイぽん」

つばさ 「見破れるとしたら、カギはヒント発表時の鷺ノ宮さんの挑戦的な態度くらいかな」

まい 「ライバルも『大事な人たち』の1人ってことか。うーむ奥が深いねー。レイぽんも敗北感感じてたっぽいし」

つばさ 「くそっ、楽しそうだな連中……僕はヤローからのチョコしかないってのに……」

まい 「……」

まい 「やれやれ、相変わらず演技上手だなぁ」

まい 「……つばさのチョコは1個だけだったけど、別にこいつだけ損をしたってわけでもないんだよね」

まい 「実は、スカなプレゼントばかりと思われた中、ハンカチはガチの高級品だったとのことで」

まい 「ま、こんなイベントでもチョコ送れなかった奥ゆかしいレディーが誰かは、本編2周目をプレイしたみんななら分かるよね！」

つばさ 「さて、これで全部謎が解けたわけだ。まとめと行こう」

まい 「予想がズバリ当たった人はいたかな？　もしいたら、まいの思いっきりバーチャルな抱擁をプレゼントするよ！」

つばさ 「バーチャルかよ！　いい加減にしろ！」

つばさ 「……さあ！　オチもついたし、そろそろいいかな！」

まい 「うんうん、引き上げよう！　いい加減名前がひらがなばっかでみんな目が疲れてるだろうし！」

つばさ 「おおう今まで気付かなかったよ！」

まい 「じゃあ、このコーナーは撤収、撤収ーー！」

つばさ 「……うまく逃れたな」

まい 「うぅうぅぅ……」

つばさ 「まさかヒントを出し間違えるとは……！」

まい 「水無瀬まい、一生の不覚……！　素で間違えてた……！」

つばさ 「死ねばいいのに……！」

まい 「ごめんよぉおぉ……」

つばさ 「おかげで辻褄合わせのためにウソが混じっちゃったじゃないか！」

まい 「うーん、りりこんには悪いことをしたなあ……」

つばさ 「森野さんも結構本編を引きずってるからね。あんまり浮わついた気持ちになれないんだろうな」

まい 「だからあくまで、本編でああなったことへのお詫び、ってことだったのねえ」

つばさ 「で……大介宛のチョコが1個減ったわけで、誰が送ったかって話になるわけだけど」

まい 「あの場の全員は気付いていたけど、いかんせんユーザのみんなには分からないわけで……！」

つばさ 「まったく……自分含めて『全員に送る』なんて、どんなだよ……！」

まい 「いやー、まさか大介が『誰にも貰えないかもしれない』とか心配してたなんて思わなかったよー」

つばさ 「そんな見栄張るような奴が、何でほぼ女子全員からもらえてんだよ！　明らかに非モテ系の行動原理じゃん！」

まい 「う、まあ、送る側からすると、あんまりそういうの関係ないしねえ」

つばさ 「……だー。やってらんないな」

つばさ 「まあ結局、ヒント間違えのせいで、我らが主人公の情けない真実は永遠に闇に葬られることになったわけだけども」

つばさ 「ファンの皆さんは１人も当たってなかったし、案外これで良かったのかもしれないな」

まい 「そ、そうだよ！　りりこんも笑って許してくれたしさ！」

つばさ 「……僕は彼女の笑顔に穏やかならぬものを感じたけど？」

まい 「いや、逆によ？　逆に、大介が女子全員に貰ってるってほうが自然じゃない？　こうなったら」

つばさ 「まあ、そんなに必死に自己弁護しないでもいいさ。どうせ発表時は、ここはファンの皆さんに見えないんだ」

まい 「いやーあははは、一時はどうなることかと」

つばさ 「……ちゃんとここ編集削除しとけよ？　今度ミスったら洒落にならないからね」

まい 「あいあいさー！！」